なにを、思う…

今年は冬の訪れ、なんだか早いですよねー。 11月下旬からの積雪やこの寒さ、近年あま り記憶にない感じでしょうか。 各現場はというと、いろんな影響はあって、 少々遅れ気味。 11月に予定していた外構の芝は春を待って の施工に延期したり、コンクリート工事は 養生など対策に追われてテンヤワンヤ。 ま、しかしなんとか遅れながらもしっかり 進行、このあたりは自社施工・監理の強み で、常に臨機応変な対策対応は完璧! で、 遅れながらも進行中の現場、「層翼の家」 で先日上棟式。当社職人や関係者、顧客ご 家族集合にて神事を行いました。 そこで、まあ喜ぶのは子供さん。現場は 面白いものだらけらしく、道具を触ったり 引っ張ったり、木材でチャンバラが始まっ たりなど、最高の遊び場と化していました。 母は気が気じゃなく、遠慮がちに怒ったり、 笑ったり… ただ、見てるほうはかなり楽しい。 実は建築関係者には、幼少期の自宅新築が きっかけでこの世界に入った人がけっこう たくさん。大工さんや職人さんは頼もしい 人に見えるようで、家の完成が楽しみなの と相まって憧れる子がたまにいたり。 うれしいことです。 この日も寒空のなか、頼もしい職人を全員 紹介しながら子供さんたちと顔合わせ。 とってもハイな3兄弟は職人の顔をのぞきな がら終始楽しそうな表情でした。 さてさて、この子たちは何を思ったか… 生涯の記憶には必ず残る、これが上棟式…

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思いを馳せて…

むかしむかし… 八戸に遊郭があったって、知ってました? あったそうです。小中野に。 以前のブログに書きましたが、場所は小中 野6丁目、この通り、行き止まりながら幅 12Mもありまして、現在でも不思議な雰囲 気。 そこになんと今でもあります。遊郭。 あっ、いや、おばちゃん一人で運営する旧 遊郭建築、新むつ旅館。 (写真奥の黄色い明かりの看板) 明治の終わりにこの地域は大火によって ほとんどの遊郭が消滅、何軒か残った建築 の一つで、現存する唯一の建物がその旅館 です。 (一軒を私が解体、唯一となってしまった…) 100年前のシーン、女郎さんや、おいらん お通り、小走りに進む旦那様や漁師の親方… そんな風景に思いを馳せて設計した「籍歴 の家」が完成、展示会を開催させていただ きます。 12月2日と3日の土日、時間は10時から17時、 今回はオーナー様のご厚意で、どなたでも 自由にご覧いただけます。 (子供さんは抱っこ) お時間ありましたら、ぜひ場と通りの雰囲気 をあじわいにいらしてください。 よろしければ…  この通りの100年前の人々に思いを馳せて。 http://horisoto.jp/openhouse103.html あっ、そうそう、ケクーカフェの超おいしい コーヒーが無料で味わえますよっ!        ・

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始まりました。新作…

八戸市内に こんな住まいを計画していまして… いよいよ着工しました。 南西側には隣接する2階建住宅、東側にはアパート、 北東道路アプローチ、西側には公園緑地道路という 立地、初めて敷地を見たとき、なかなか手強い ロケーションサイトと直感。 案の定、敷地拝見から初期基本のプラン提示まで 3ヶ月を要しました。 提案した計画はとっても面白いもの。2階リビングと ガラスのブリッジ、2層吹抜けの中庭と空中テラス… 敷地の弱点を豊かさに変えるプランです。 外観もとっても面白い提案。外装は企業秘密の特殊 仕上げです。 面白いと言えば… こちらのオーナー様、ご依頼のされかがとっても 面白いです。 八戸市内で一番いい住まいと思う家にピンポン! で、設計者を聞き出し、私に連絡をいただくという、 とってもうれしいきっかけ。 来春には完成。 皆様、完成発表をぜひお楽しみに。 と、いいますか、 オーナー様ご夫婦がもっとも楽しみですよね。 あ、いや、私も負けじと楽しみ…  近作や今後の計画は、面白い計画の自信作が続きます。 たまにサイトをのぞいてみてください。 http://horisoto.jp/

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混構造ガレージのこと

この車庫、ぱっと見いかがでしょう? 当社の合理的なガレージ、名付けて 「半固定混構造ガレージ」です。 そう、またご依頼を受けまして、南部町の住宅前に 作ってしまいました。 このガレージの特徴を少し紹介したいと思います。 こちら、構造強度的にはものすごく合理的。 鉄筋コンクリートの安定的な強度と木の柔軟性を 丁度いいバランスで組み合わせて出来ています。 例えばこの写真以上にコンクリートが立ち上がれ ば、コンクリートの自重によって鉄筋量がやたら と増えます。 一方、木造だけにしますと、積雪時に地震が来た ときの水平力が足りなくなって、耐震壁がやたら と必要になったりして、つまり、よく見る物置の ような車庫になって… なんだか美しさを失います。 (本来、積雪と地震を同時に想定しなくていい :だから最小強度のメーカーカーポートはよく 壊れる:北東北は積雪時の地震は、かなり起こ りえる) いやしかし、実はこのガレージ、たいした配筋 ではないし、たいした木の太さではありません で、なのに完成するガレージはすごい高強度で、 すごくシンプル。そう、一石二鳥みたいなガレ ージなのです。 少し前、JIA建築家にスライドで紹介しました らご好評を得まして自分でも少々自信を得たと ころ。 で、現在も小中野でも作っておりまして… 興味おありの方は次回、小中野の「籍歴の家」 展示会(12月 2日・3日)でご覧いただけます…

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なんと言っていいのか… 重い話題。

突然ですが 大震災からずいぶん経ちました。 直接被害の無かった私たちは だいぶ前の出来事にも感じてしまいます。 復興は進んでいるとはいえ、 めっきりニュースにも流れなくなりましたね。 先日、所用で福島県浪江町を訪ねました。 その、街の異様な雰囲気を感じると、涙が出る思い。 帰還された人はほんの少数、街は取り返しのつかない ダメージを受けていました。 人のいない街に、街灯だけがむなしくかがやき、 人間のあやまちとその後の対応に、あきれるばかり。 最近読んでいる本「サピエンス全史」によると、 私たちが滅ぼした親戚ネアンデルタール人や 隣人ホモ・エレクトスは200万年も生きて、 私たちホモ・サピエンスはたった1万3千年しか 生きていないそう。 最も凶暴で最も残念な人類が生き残ってしまった。 なるほど、浪江町を見て実感。 帰路、海岸線に出ると、遠くに見える第一原発からは 冷却装置の轟音が闇夜に不気味に響いていました。 廃炉、復興がしっかり進むこと、願うばかり。 スミマセン、今回はこんな重い話題。 読んでいただき感謝。

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おもい、おもい…

昨日、十和田の「東六番町の家」がオーナー様ご夫妻へ お引き渡しとなりました。 当社のこの儀式はだいぶお時間をいただきます。 なにしろ家一軒すべてについて素材や工法、設計プロセスやそのいきさつ、 注意事項から使用方法、さらには生活スタイルまでお話します。 よって2、3時間コースがザラ。 この日も2時間半かけてのご説明とあいなりました。 長い。 最後は書類や鍵などすべてお渡しして、業務遂行完了。 このとき、普段言葉少なな顧客ご主人が突然 「ほんとにほんとに…いい家です…」 「待ったけど、ほんとに待って良かった…」 「こんな家に住めるとは…  …思っていなかった」 ご夫婦お二人、海外で長く長く活躍、しっかり働いてしっかり貯金して 晩年はゆっくり、生まれた街で過ごす、 きっとそのシーンを夢見てがんばってこられたことと思います。 その夢のシーンのほんの一部をお手伝いが出来た、 昨日のお引き渡しはまさにそんな瞬間でした。 お金に「重さ」という指標があるとしたら、 住宅資金は、その顧客の強い思いによって 重く重く意味をもちます。 私ども、おもい、おもい、しっかり受け止めますよ!

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睡眠不足、ようやく解消…

いやー、昨日はよく眠りました。 このところ少々バタバタ。 新たな着工住宅の各種申請・準備や、進行中の現場のデザインで悩みに悩み、 計画中の住宅で毎晩深く悩み抜く… さらに、東北全大学の優秀な作品を集め最優秀を選ぶ JIA東北学生賞の審査に関わりまして、 大量の作品読み込みに多くの時間をさきながら、 睡眠不足は2週間くらい続いた感じ。 ブログも手つかずで、本日ようやく更新します。 東北学生賞は大きなイベント。 建築家に道を開く学生の登竜門として、 今では注目の賞になっていて、 よって審査は、とってもとっても深くて重いです。 が!…… 審査委員長を仰せつかった睡眠不足の私が、審査会に遅刻… 大先生方をお待たせするという大、大失態。 いやー、審査会、のっけから冷や汗ものでした。 ただし、審査会イベントはなんとか無難に成功かと自負。 ほっと一息ついて深く眠れた次第です。 ところで、今年の学生賞最優秀作品は、ここ数年でも最もいい作品と感じていて、 その作者はどんなパワフルな学生かと、会うのを楽しみにしていたら、 なんとなんと小柄でおしとやかな女学生の登壇にびっくり。 見た目とは想像しえない学生の、秘めたる才能に将来の活躍を確信しました。 とかいいながら関わる私も大きな影響を受けます。 初心を思い起こすし、なにしろピュアな発想にドキッとすることしばし。 大変だけど参加できたことにとっても感謝。 ま、ただし、睡眠不足…

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「東六番町の家」完成で… 展示会です。

十和田「東六番町の家」が完成しました。 今回のプランはちょっと贅沢。 床暖房が入ったクオーツ(石英)仕上げの床が通路や縁側、 廊下となって展開、和室や書斎、LDKがクオーツで導かれる 計画です。 顧客オーナー様は海外生活が長いご夫婦。 そのご夫婦は、晩年を過ごす終のすみかとしてのいい住まい を強く望み、十和田市や八戸市のあらゆる建築会社、ハウス メーカーの展示会を、各社3、4棟、ほとんどの展示会を見て 歩いたそうです。 そして、 当社の展示会にたまたまいらした時、とても気に入っていただ いてのご依頼。 「こんないい空間を創る人はこの辺にはいないよ…」 「あなたにたのむ」 こんな感じの、とってもうれしいご依頼でした。 昨日は植栽やスクリーンを設置、 ギリギリでしたが、職人、専門職などみなさん頑張って、 いい感じでとうとう完成! そして、そして、 顧客ご夫婦のご厚意で 本日と明日、(21日・22日 10時から17時まで) 展示致します。 自由に見ていただける展示会となっています。 (子供さんはだっこでの見学です:詳しい情報はホームページへ) http://www.horisoto.jp/ お時間ありましたら、ぜひぜひいらしてください。

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満月・波光・上棟式…

先日、上棟式が行われました。 「籍暦の家」にて。 初めて敷地を訪れたとき、 とっても驚きました。 その場所は八戸市で最も歴史的で由緒ある場所のひとつ。 八戸にも存在した、吉原のような花街の通り、小中野6丁目です。 唯一、現存する遊郭建築「新むつ旅館」の数軒隣りが敷地、 しかも解体する旧住まいは元遊郭を思わせる大型建築。 歴史あるこの「場」に似合う、いい建築を造ろう そう強く思ったのでした。 現在、現場は順調に進行中、いよいよカタチが見えてきまして、 そしてこの日は上棟式。 オーナー様、ご家族、関係者、当社職人大集合にて 神事を行いました。 で、いただいたお弁当が種差海岸の波光食堂のもの。 いやはやこれが美味しかった! 外観はシンプルに和の良さを、 内観は大胆に展開する最新の居住空間を、 計画したのはそんな住まい。 完成したら、 いい住まいになりそう… そして帰り道、 遠回りの種差海岸には、 穏やかな波光と、 美味しそうな満月…

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金沢にて…

スゴイ建築、いい建築、素晴らしい建築を見ると、 おなかいっぱいのような、変な感覚になって、 気持ち悪くなる、というか、 気分が高揚して、泣きそうになるというか… 内藤先生の「金沢の家」を オーナー様ご厚意で拝見することができまして、 設計段階でのいろんな話をじっくり聞けて、 驚愕と、感心と、感動。 で、今回もそんなことがおこりました。 ものすごく気持ち悪くて、泣きそう。 いや、もっと恐ろしいことが。 金沢で見たいろんな建築の3日間の記憶が ほとんどぶっ飛んで、 この建築の印象しか脳裏に残っていない… 旅の日程は、 詰め込んじゃいけませんね。 By Masa

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